セカンドオピニオンの大切さ

しろころ写真

セカンドオピニオンの大切さ

【固定ページ】愛猫と暮らす全ての方へ。

 

 

今、通っている動物病院に

「不安」はありませんか?

 

 

「不安だけど、どうすれば…。」

 

 

 

その病院が良いか悪いかなんて、

知識の少ない私たちにはわかりません。

 

 

 

でも、

 

愛猫のちょっとした変化は
飼い主である私たちの方が分かります。

 

 

 

「何か変だな…。」

「不安だな…。」

 

 

 

あなたが今、少しでもそう感じたら

 

セカンドオピニオン

 

を考えてください!!

 

 

【セカンドオピニオンとは】

主治医以外の医師に診断してもらうこと。

 

 

 

 

猫は病気になると、

悪化するスピードがとても速いです。

 

 

 

 

私のように後悔してほしくないです。

 

 

最後まで最善を尽くしてほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

ここからは、

私が実際に体験したお話になります。

 

 

 

 

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はじめまして。

愛猫と主人と暮らす主婦です。

 

 

 

 

私たちは、

愛猫と悲しいお別れをしました。

 

 

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~最期までの8日間~

食べたご飯を吐く

ある日の夜ごはん。

モリモリ食べ完食した、しろころ。

 

 

 

 

少しして、突然食べたものを戻しました。

 

 

 

心配でしたが

『ちゅ〜る』をあげると食べたので、

 

 

「緊急性はないな。」と判断。

様子を見ることにしました。

 

 

後悔①
この時点で
病院へ連れていくべきだった。

 

 

 

 

 

掛かりつけの動物病院へ

次の日、

ご飯をあげると…

 

食べません。

 

 

「絶対まずい!」とすぐさま病院へ。

 

この時は、ご飯はたべないものの走り回るほど元気だった。

 

 

 

「ご飯を食べなくなってしまい、
心配で連れてきました。」

 

 

 

 

通院の毎日

治療開始2日目に、

 

「ご飯もまだ食べてくれないですし、
大丈夫なのでしょうか?」

 

【先生】
「昨日も体温が低かったので、
血液検査をしてみても良いかもしれません。」

 

昨日の時点では、体温が低かったことは知らされていない。

 

 

知識のない私は、
先生にこう質問しました。

 

「体温が低くて血を採っても大丈夫なのでしょうか?」

 

 

 

 

【先生】
「では、やめて同じ治療をしましょう。」

 

 

 

あっさり、やめましょうと言った先生。

 

 

少し不安になりました…。

 

 

後悔②
この時点で
セカンドオピニオンの選択をすべきであった。

 

 

 

 

〜4日目まで、
先生判断の治療を続けていきました。

 

先生から聞いた治療方法は、
点滴ということだけでした。

他の事の説明はありませんでした。

 

 

一向に良くなる気配はなく
日に日に弱っていく、しろころ。

 

 

 

5日目、

体温が戻ったとのことで
血液検査をすることに。

 

 

 

結果は大変悪く、

腎臓病ではないか…と。

 

 

 

「助からないかもしれません。」

 

 

【私】
「どうしたら良いのでしょうか?」

 

涙ながら聞きました。

 

 

でも、

 

【先生】
「同治療を続ける他に方法はありません。」

 

 

そのような返答のみでした。

 

 

 

その言葉は、悲しくて悲しくて。

 

 

涙が止まりませんでした。

 

 

 

 

 

 

治療を続けて6日目

そして、治療を続けて6日目。

 

病院へしろころを迎えに行くと
ぐったりしていて苦しそうにしています。

 

 

【私】
「しろころは、どうですか?」

 

 

【先生】
「様子は変わりません…。」

 

 

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「先生、他に治療方法はないですか?
しろころを助けられませんか?」

 

 

 

【先生】
「このまま治療を続けても、確実にお亡くなりになります。
続けますか?止めますか?」

 

 

 

続けますとも、止めますとも
答えられませんでした。

 

 

「しろころを助けてはくれないのだな。」

ただそれだけが頭にありました。

 

 

 

診察が終わり、

 

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「ごめんね。 ごめんね。」

 

人の目なんてどうでもいい。
大泣きしていました。

 

 

 

 

そして、主人に迎えにきてもらい一緒に帰りました。

 
 

主人はしろころにずっと話しかけてました。

 

きっと涙が出る思いと悔しさでいっぱいだったと思います。

 

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セカンドオピニオンの選択

帰宅し、
ずっとしろころの傍にいまいした。

 

 

苦しそうに上を見上げ、
声にならない「ニャー」で口を開け本当に苦しそうにしている、しろころ。

 

 

どうしてあげたらいいのか…。
わかりませんでした。

 

 

本当に辛くて辛くて、悔しくて悔しくて。

 

 

楽にさせてあげた方がいいのではないかと考えてしまったり…

 

本当にパニック状態でした。

 

 

でも、助けたい。

 

 

 

 

私たちが諦めてはいけないと、
病院を探しはじめました。

 

 

診察してもらえる病院をみつけ
急いで連れて行きました。

 

 

到着しすぐに診察。

 

 

先生はて寧に、
今の状態・原因・治療の選択肢
の説明をしてくれました。

 

 

「しろころちゃんは頑張っています!
まだ助かる見込みはあります。」

 

 

目をしっかり見て言ったその言葉は、
絶望的だった私たちにとってどれだけ救いだったか。

 

 

今振り返っても感謝しかないです。

 

 

 

 

新しい病院で治療開始

先生からもらった治療方法の中から、

先生目線私たち目線
の考えを

しっかり話し合い治療方法を決めました。

 

 

とても危険な状態でしたが、

“1%でも望みがあるなら”
と言う思いでした。

 

 

 

 

その日から入院。

 

しろころもとても不安だったと思います。

「頑張ろうね!絶対大丈夫だから!毎日来るからね!」となでながら声をかけてあげました。

 

 

帰り道、
「きっと、ころちゃんとまた楽しく暮らせるね」と

ほんの少し前向きになれていました。

 

 

前向きになれたその気持ちで神社へ行き、
絵馬の奉納とお守りを買いました。

 

「ころちゃんがんばれー!!」と。

 

 

 

 

新しい病院で入院2日目

そして翌日の面会。

 

しろころは、私たちが来たとわかるとすぐ

足をバタバタ、尻尾をフリフリ!

 

「私元気だよ。頑張ってるよ。会いに来てくれてありがとう!」

と、言っているように元気な様子を見せてくれました。

 

ぐったりしていたしろころが、
嘘のように元気です。

嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。

 

 

先生から検査の結果の話があり、
数値が少しですが下がっていました。

「この数値が下がることはとてもいいことです。頑張って続けましょう。」と先生から言われ、さらに嬉しくまた涙。

しろころのことをずっと付きっ切りで診ていてくださった先生。

感謝しかありません。

先生に「本当にありがとうございます!!」と伝えると「まだ御礼を言われるのは早い気がしますが」と。

こんなやりとりは(検査をして細かく説明、私たちへの配慮など)、普通で当たり前なのかもしれませんが、

私たちにとって初めての経験でしたのですべての対応が本当に嬉しかったです。

少しですが良くなってきたことに更なる希望が持て、

その日も明るい気持ちで帰宅しました。

しろころお空へ旅立ち

新しい病院で治療開始して2日目の夜。

0時15分ごろ先生から、しろころが息を引き取ったと連絡がありました。

信じたくない気持ちと、本当に頑張ってくれてありがとうの気持ちがありました。

病院へ向かう車の中で、しろころとの思い出がたくさん頭に浮かびます。

2年という短い間でしたが、しろころと過ごした日々は本当に楽しくて幸せでした。

ゴロゴロ甘えてくる、しろころ。

お腹が空いたと早朝から頭をお爪でチクチクしてくる、しろころ。

お風呂の前で出待ちする、しろころ。

玄関までお迎えに来てくれる、しろころ。

お腹が弱くてすぐゆるうんちする、しろころ。

主人のことが大好きな、しろころ。

カリカリご飯をこぼしながら食べる、しろころ。

しろころのぜーんぶが愛おしい。

そして、病院へ到着。

先生が待っていて、しろころの所へ案内してくれました。

しろころは、とても穏やかそうな表情でした。

「しろころ、よく頑張ったね。本当にありがとう。お家に帰ろう。」

「先生、本当にありがとうございました。本当に嬉しかったです。」

あまりうまく感謝の気持ちを先生にお伝えできませんでしたが、

しろころの苦しみを開放してくださり、穏やかにお空に送ってあげることができたのも

本当に先生のおかげと心から感謝しています。

最後まで見放さず、しろころのために最善を尽くしてくださったこと

私たちは、一生忘れません。

まとめ

愛猫のことをよく理解し分かっているのは、私たち家族(飼い主)です。

最終的に守ってあげられるのも、私たち家族かもしれません。

なぜなら…

具合が悪くなったら病院へ連れていくと思いますが、

色んな病院があり、色んな考えの先生がいるからです。

診断・治療をするのは先生

ですが、その先生で治療を続けてもらうかもらわないかは

私たちの判断です。

治療をしてもらっていて「なんか変だな」「不安だな」と感じたら

それは、正しい感覚であると思いますし

そう感じたら、自分を信じて

絶対に1度セカンドオピニオンを受けるべきだと私は思います。

別の病院で診てもらえたら全ての命が助かるわけではありません。

ですが、不安な気持ちを持ったまま治療を続けることは絶対に間違っていると思うのです。

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皆様と愛猫が、健康に幸せに暮らしていけますように。

最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

こんにちは。 愛猫と主人と暮らす主婦です。 猫が大好きでブログ「愛猫くらし」を始めました。 私が経験したことを発信することで、少しでも多くの猫が幸せになってくれたら、私自身も幸せです。 どうぞよろしくお願いします。

2 thoughts on “セカンドオピニオンの大切さ

  1. 記事、読みました。
    2年は短かったですね。
    とても残念です。

    私の家にも猫がいます。
    大事な家族です。

    猫のためにも、元気に働こうね^_^

    1. ブログをご覧いただきありがとうございました。

      みみの親分さんにも、猫ちゃんのご家族がいらっしゃるんですね。
      これからも、みみさんと愛猫が幸せに暮らしていけますように心から願ってます。

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